中央銀行は4月28日、5月の市中銀行への手形の再割引率を現行の10.784%から1.582ポイント引き下げ9.202%にすると発表した。4月26日の大蔵省証券(TB)の入札で、指標銘柄である91日物TBのレートが10.202%に引き下げられたことに応ずる動きで、この措置により、通常、市中貸出金利が下落する。このため、主として輸出業者や農業セクターなどの中小企業が恩恵を受ける。中銀は、1月2日から4月23日までに計24億3,100万ペソ相当の手形を発行した。
econoTREND
1999/5/1
社会