商業銀行大手12行のうち、1998年度(1−12月期)の収支で増益を記録したのは2行にとどまった。1行はバンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズで純利益が対前年比1.7%増。また、ユニオン・バンク・オブ・ザ・フィリピンズは同1%増だった。収支が最も悪化したのはフィリピン・ナショナル・バンクで同552.1%減を計上、赤字決算に転落した。このほか、ソリッド・バンク(同87.5%減)、ユナイテッド・ココナツ・プランターズ・バンク(同44.2%減)など9行は減益となった。
econoTREND
1999/3/25
社会