国内製鉄業界の最大手、鉄鋼公社はこのほど、今年上半期の決算は16億7,000万ペソの赤字だったと発表した。昨年同期は8,476万ペソの黒字。元国営企業で、現在は香港系の企業がオーナになっている同社は、通貨危機の影響を受けて今年に入ってから製品の売り上げが減少、同期でみると13.6%減少したのに加え、借入金の利子支払い額が5倍に膨れあがるなどしたため、大幅な損失になった。
econoTREND
1998/9/3
社会