日本産和牛の代表格である佐賀牛の魅力を広く紹介するためのイベント「SAGA:A Wagyu Tasting Journey」が12日、ホテルオークラマニラで開かれ、遠藤大使夫妻が出席した。この催しは、フィリピンにおける佐賀牛の認知度向上を目的として佐賀県関係者が主催したもので、県職員や農業協同組合関係者、レストラン関係者、メディアのほか、多くの一般参加者が来場した。
冒頭のあいさつで遠藤大使は、日本産和牛の中でも特に品質の高い佐賀牛の特徴や、自然豊かな佐賀県の魅力を紹介し、「本イベントを通じて、高品質でおいしい日本の和牛がさらに当地に浸透することを期待している」と述べた。会場では、ホテルオークラのシェフが佐賀牛を使った各種料理を提供し、来場者がその味を楽しんだ。参加者からは「柔らかく深い味わい」「日本の食文化の高さを感じる」といった声も聞かれ、佐賀牛のブランド力を印象づける機会となった。



