業界3位のカルテックス・フィリピンズは自社精製量を大幅に削減し、スービックとクラークにある米コスタル石油の精製所から石油製品を購入・小売りする経営戦略に切り替えた。新石油自由化法成立で、原油と石油製品の4%の関税格差が廃止されたためで、製品購入の方がコスト安になるという。同社は1日7万バレルの精製能力を持つが、昨年はペソ安や値上げ凍結などで20億ペソの損失を記録した。
econoTREND
1998/9/3
社会