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?ミンダナオ地方にある比最高峰アポ山への今夏の登山が禁止されることになった。山頂近くの水源が干上がり、草原一帯も極度の乾燥状態にあるためで、環境天然資源省の保護地域管理局（ＰＡＭＢ）によると、１本の捨てタバコの火で草原や山林で大規模な火災が起きる可能性がある。
登山禁止は、17日に開かれたＰＡＭＢのエコ・ツーリズム委員会で決まった。レシミラ委員長は、「今回の決定が登山を計画していた人たちを落胆させることは分かっている。しかしアポ山の美しさを保全するためにはやむを得ない」と話す。既に入山許可を得ている人たちには、４月１日から６日までに限り登山が認められる。アポ山では１９９８年と２００３年に山火事が起きた。（21日・ブレティン）
