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豪腕政治家として名高いダバオ市のロドリゴ・ドゥテルテ市長がこのほど、大音響を出すビデオケを没収するなどの取り締まり強化に乗り出した。
きっかけは市内の閑静な住宅街ティブンコ・バランガイ（最小行政区）で、住民から同市長に届いた「ビデオケから響く大きな音で迷惑している」との訴え。これを受けて同市長は直ちに、「市民の静かな環境を守るのは警察の務め」の「ツルの一声」を発し、取り締まりを命じた。
ドゥテルテ市長はさらに、「ほとんどの市民が寝静まった夜中に、迷惑を顧みずに大きな音を響かせるのは言語道断」と立腹、同時に迷惑ビデオケの即時没収を決めた。のど自慢にとっては厳しい措置になりそうだ。（23日・ミンダナオタイムズ）
