ペレス・エネルギー長官によると、マランパヤ天然ガス田の商業化開始を来年に控え、少なくとも4企業グループがパイプライン建設事業への参入を計画している。グループは、フィリピン国家石油公社(PNOC)、シェル、テキサコなどからなるマランパヤ天然ガス田開発企業連合体、ロペス財閥系のファーストガス・パイプライン社と日本の企業連合体など。計画では、バタンガス州と首都圏を結ぶ100キロメートルのパイプライン建設や天然ガス発電所、液化天然ガス転換施設が建設される。事業総額は8億ドル。政府は今後、セブ島を中心とするビサヤ地方、ミンダナオ島イリガン地域でも天然ガス開発事業を展開したい考え。
econoTREND
2001/8/24
社会