経済予測値の見直しを行っている政府開発予算諮問委員会は、今年度の財政赤字が当初予測の1,450億ペソから24%増え1,800億ペソに達するとの見通しを固めた。政府関係筋によると、国税局の税収伸び悩みに加え、アブサヤフの誘拐事件や世界経済の不況で、特に今年5月以降の財政収支が悪化した。今年後半以降も経済の建て直しが困難とみられることから同委員会は予測値の下方修正を迫られている。
econoTREND
2001/7/17
社会