ピリピナス・シェル社は、2001年度の石油精製量を現行の1日当たり15万5,000バレルより29%削減して、同11万バレルにするもよう。輸送と発電両部門での需要の伸び悩みが予測されるため。同社は、原油価格の高騰とペソ安にもかかわらず、製品の値上げ幅を最小限にとどめたため収支が悪化、今年度は10億ペソ規模の赤字を計上することになるとみている。このため、来年度の設備投資予算を8億ペソにとどめた。今年度は10億ペソ。
econoTREND
2000/12/26
社会