国内複合企業最大手SMインベストメンツ(SMIC)は21日、比証券取引所に対し、総額600億ペソまでの自社株買戻しを実施する方針を報告した。さっそく市場に流通している自社株4860万ペソ分を買い戻したことを明らかにしている。同社が自社株を買い戻すのは創設60年の歴史で初めてという。SMICのフェデリコ・ディブンシオ社長兼CEOは「同社の株価が現在、従来の株価からかなり低水準に落ち込んでおり、自社グループのパフォーマンスや将来のポテンシャルを反映していない」と説明しており、自社株買戻しで株価の引き上げを図る狙いを明らかにしている。SMICの株価は21日に終値が前日比1.23%減の1株800ペソまで下落しており、今年に入ってからすでに計9.3%下落している。(22日・インクワイアラ―)
SM中核持株会社 自社株買戻しへ
2025/3/24
経済
