フィリピン統計庁によると、2024年度のフィリピン産の生鮮パイナップルやその加工品の輸出額が23年比7.5%増の7億8712万ドルとなり、過去最高を記録した。輸出先トップの中国向けのパイナップル輸出額が1億8343万ドルと同18%増加したことが全体を押し上げた。昨年の生鮮パイナップルおよび乾燥パイナップルの輸出額は4億2874万ドルで同20%増加しており、その輸出量67万5540トンのうち、42%に相当する28万2460トンは中国向けだった。比は中国にとりパイナップル供給国としてトップ。また、比は世界でもコスタリカに次いで2番目のパイナップル輸出国となっており、過去15年間にわたりその地位を維持している。昨年のパイナップル缶などの調理済み・保存用パイナップルの輸出額は2億2049万ドルと同2%増加したほか、非発酵パイナップルジュースの輸出額が1億168万ドルと同35%まで拡大している。(18日・スター)
パイナップル輸出額 24年は過去最高に
2025/3/20
経済
