農務省畜産局(BAI)によると、今年1月単月の鶏肉や豚肉、牛肉などの食肉輸入量が1億3799万キログラムで、前年同月の9202万キログラムに比べて約50%増えた。国内で鳥インフルやアフリカ豚熱などの病気が拡がり、食肉生産が不振に陥っているため。同局によると、1月の食肉輸入量のうち51%は豚肉が占めた。豚肉のカット肉や臓物・くず肉が7050万キロで、豚肉輸入の65.3%を占めている。次いで鶏肉輸入量が前年同月比48%増の4563万キロまで拡大、全体の33%を占めた。牛肉も1月に前年同月比51%増の1990万キロ輸入され、全体の14.4%を占めた。その他にも水牛肉(193万キロ)や羊肉(6万5249キロ)、アヒル肉(1万8544キロ)なども輸入されている。輸入相手国別ではブラジルからの食肉輸入量が全体の40%を占めて最大。次いで米国が16.5%、スペインが10.7%と続く。(17日・インクワイアラ―)
食肉輸入が50%増 国内で食肉生産不振
2025/3/18
経済
