クラーク国際空港公社(CIAC)は現在、国内で最も高い航空管制塔(高さ54メートル)の建設を進めており、今年4~6月期までに完工するとの見通しを示した。クラーク国際空港には今年3月30日までにマニラ国際空港での運用が禁止されるターボプロップ式航空機の一部の運行が移管される予定で、同空港での航空機離着陸数が14%拡大することから、新しい航空管制塔の完成で運行便数拡大に対応する。クラーク国際空港の旅客ターミナルを運営するルソン・インターナショナル・プレミア・エアポート・ディベロップメント(LIPAD)によると、3月30日までにクラーク空港での航空機離着陸数が従来の1週間当たり237便から269便に14%増える見込みで、同空港の旅客数も2024年度の約240万人から340万人へと42%増加すると見積もられている。(8日・スター)
国内最高長の管制塔完成へ
2025/2/10
経済
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