三菱自動車工業の加藤隆雄・代表執行役社長兼最高経営責任者は6日、大統領府にマルコス大統領を表敬訪問し、同社が今後5年間で総額70億ペソを追加投資する計画だと明らかにした。同社がラグナ州で操業する三菱モーターズ・フィリピンの組立工場で新モデル車の生産ラインを新設するなど事業拡張に向けて投資を実施するという。加藤社長は大統領との会談で、「弊社が進出する東南アジア諸国の中で、フィリピンがナンバーワンの市場である」と比事業の好調ぶりを強調している。マルコス大統領も比政府が進めている「競争力向上に向けた自動車産業再活性化プログラム」に三菱モーターズ・フィリピンも参加することに期待感を示した。(8日・インクワイアラ―)
三菱自5年間で70億ペソ投資へ
2025/2/10
経済
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