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[ 270字|1999.12.21|社会 (society)|econoTREND ]
□国際収支の黒字幅が過去最高
中央銀行の発表によると、今年1—11月期の国際収支は34億ドルの黒字だった。前年同期の12億ドル黒字に比べ黒字幅は183%増加し、過去最高となった。1999年度(1—12月期)の目標黒字31億6,000万ドルをすでに上回った。①電子部品・製品をはじめ輸出額が伸びた②日本の国際協力銀行(JBIC)からエネルギー部門改革支援金として2億6,000万ドルの融資を受けるなど海外からの融資流入が続いた——などが主な理由。一方、国際収支算出の基となる純外貨準備高(総外貨準備高から中銀の短期債務を差し引いたもの)は11月末現在、115億ドルだった。