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大蔵省の発表によると、今年１—５月期の国家財政は453億2,000万ペソの赤字となった。４月レベルに比べると、赤字幅は233億ペソ増と大幅に増加した。同期の国庫への歳入は目標額を119億7,000万ペソ下回る2,010億1,000万ペソ。歳出は目標額を69億ペソ上回る2,463億3,000万ペソだった。政府は、今年下半期（７—12月期）には「呼び水効果」を狙った公共投資などを漸次廃止、歳出枠を縮小する方針。このため同省は、1999年度（１—12月期)の国家財政の赤字額は目標の684億ペソ以内にとどまると予測している。