econoTREND
[ 239字|1999.5.22|社会 (society)|econoTREND ]
□コプラ生産量が予想を下回る恐れ
ココナツ協会によると、1999年度(1−12月期)のコプラ(乾燥ココナツ)の生産量は当初見込みの179万3,000トンを下回り160万トン程度にとどまるもよう。98年度の生産量に比べ35.7%減。エルニーニョ、ラニーニャ両現象がもたらした天候不順が要因とされている。このため、コプラを原料とするココナツ油の国際市場におけるキロ当たりの保険料運賃込価格(CIF)は、98年度平均の653.89ドルから700—800ドルに上昇するとみられている。比は、世界最大のココナツ油輸出国。