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　社会保険事業団（ＳＳＳ）は過去数週間、株式市場でフィリピン長距離電話会社（ＰＬＤＴ）株の購入を続けている。持ち株比率は10％から約15％に上昇、25％を獲得するまで購入を続ける模様。香港のファースト・パシフィックなど大手企業がＰＬＤＴの買収を計画しているとされ、買収が成功するとＰＬＤＴ株に50％以上のプレミアがつくとみられるため。ＰＬＤＴ社長のアントニオ・コファンコ氏も過去数週間だけで約４％の株式を取得した。コファンコ財閥が所有権を主張しているフィリピン・テレコミュニケーションズ・インベストメント・コープが所有するＰＬＤＴ株21％と合わせ、経営への支配権を強める意向。