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[ 207字|1998.10.10|社会 (society)|econoTREND ]
□貸出金利のスプレッドを拡大へ
フィリピン銀行協会はこのほど、貸出金利の設定に関し指標銘柄である91日物大蔵省証券との差(スプレッド)を現行の1.5—6%以内から1.5—6.5%以内へと拡大する方針を固めた。中央銀行が、市中銀行の預金に対する最低準備金率を8%から10%に引き上げたことへの対応策。スプレッドの拡大によって、市中貸出金利は、平均0.5ポイント上昇する。現行の優良企業対象プライムレートは、16.25—19.71%となっている。