中国、日本のニシキゴイ輸入再開
[ 298字|2016.12.29|社会 (society)|ASIA WATCH ]
中国上海の検疫当局はこのほど、日本で養殖されたニシキゴイの輸入が再開されたと発表した。2003年に日本でコイヘルペスウイルス感染が確認されたことを受け、中国が輸入を停止していた。今回、中国側が輸入したのは養殖業者「岡山桃太郎鯉」(岡山市)が出荷した20匹。
日本の農林水産省は今年4月、中国への輸出再開が可能になったと発表。岡山桃太郎鯉に加え、新潟、広島両県の各2施設、福岡県の1施設を合わせた計4県の計6施設からの輸出が認められた。
日本のニシキゴイは中国の富裕層に人気で、国営通信、新華社によると、昨年の中国のニシキゴイの市場規模は100億元(約1700億円)に迫るという。(共同)