住友ゴムがダンロップ商標権買収
[ 343字|2016.12.29|社会 (society)|ASIA WATCH ]
住友ゴム工業は27日、スポーツ用品事業などを展開する英国企業スポーツ・ダイレクト・インターナショナルから海外における「ダンロップ」ブランドの商標権やスポーツ用品事業、ライセンス事業を買収すると発表した。取得額は1億3750万ドル(約161億円)。
住友ゴムはタイヤ事業でタイやインドネシア、ブラジル、南アフリカなど86カ国でダンロップの商標権を保有することになる。これまでは商標の使用権しか持っていなかった。ただ事業に具体的な影響はないという。
テニスなどのスポーツ用品事業、ゴム手袋など産業品事業では全世界でダンロップブランドを展開できるようになる。
子会社のダンロップスポーツ(神戸市)と共同出資する新会社を通じて買収する。2017年上半期中の買収完了を目指す(共同)