バリ島で橋崩落
[ 316字|2016.10.18|社会 (society)|ASIA WATCH ]
インドネシア国家災害対策庁によると、バリ島南東にあるバリ州・レンボンガン島とチュニガン島を結ぶバイクや歩行者が利用する橋が16日、崩落し、8人が死亡、約30人が負傷した。通行中の歩行者らが海に転落したという。死傷者数が増える恐れがある。
バリ島デンパサールにある日本総領事館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。 国家災害対策庁によると、ヒンズー教の行事が近くの寺院であり、多数の信者が橋を渡ったため、重さに耐えきれずに崩落した。
橋は長さ約100メートル、幅約1.5メートル。車は通行できず、1990年代に建設されたという。
インドネシアは国民の約9割がイスラム教徒だが、バリ島は大半がヒンズー教徒。(共同)