強制送還者輸送船が転覆 ザンボアンガ市
[ 257字|2016.10.3|社会 (society)|LuzViMinda News ]
9月22日午後9時半ごろ、サンボアンガ港で乗客約800人を乗せて停泊中の貨客船が転覆した。同船は夕方、マレーシアのサバ州サンダカンから同港に到着、停泊していた。同港によると、負傷者はいない。
乗客によると、船体が損傷して穴が開き、浸水によって転覆した。船員はバケツを使って手作業で水をかき出していたという。817人の乗客のうち、603人のフィリピン人は、有効期限を失効したパスポート所持などを理由にマレーシアのサバ州から強制送還されてきたという。貨物は食用油、麺類などを積んでいた。(9月24日・ブレティン)