セブでも非常大権を
[ 310字|2016.7.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
首都圏の渋滞解消のためドゥテルテ大統領に非常大権を与える方向が模索されているが、セブでも洪水対策として大統領に非常大権を付与すべきだとの要請が、地元の経済界を中心に高まっている。
セブ市とマンダウエ市の間の水路に沿って建てられた建造物が大雨の際に水はけを妨げ、洪水をもたらす要因になっている。このため建物や障害物を除去できるよう、大統領に非常大権を付与するというもの。
マンダウエ商工会議所のブーサ前会頭は「長年、問題になっていた。排水が建物によって妨げられていることは事実であり、非常大権によって解決することが最善だ」と強調、地元経済界が政府。議会に請願していく方針を明らかにした。(5日・インクワイアラー)