サンゴ礁賠償7千万ペソ
[ 312字|2016.7.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ島北部でパナマ船籍の貨物船が座礁し、サンゴ礁に被害を与えた事件で、船会社が7千万ペソの賠償金を払うことでセブ州と合意した。賠償金は主にサンゴ礁の修復に充てられる。
座礁したのはパナマ船籍の貨物船ベルローズ号で、セメントを積んで日本からセブ島南部のサンフェルナンドに向かう途中、6月13日にダーンバンタヤン近くの沿岸の浅瀬で座礁し、約3ヘクタールの範囲にわたってサンゴ礁を破壊した。
セブ州の当局者は、賠償金はサンゴ礁の修復と慰謝料から成るが、修復と事故に伴う費用についてはなお調査中としている。環境天然資源省セブ事務所によると、サンゴ礁をとりあえず修復するには2〜4カ月かかるという。(6日・インクワイアラー)