薬物常習者出頭止まらず
[ 322字|2016.7.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方では違法薬物密売人と常習者の当局への出頭が相次いでいるが、ドゥテルテ新政権の発足を挟んで、出頭者がさらに増加している。新大統領が麻薬犯罪に厳罰で臨む強硬姿勢を崩していないことから、駆け込み出頭が増えたためとみられる。
先週、出頭した常習者は南アグサン州などで272人に上ったが、若年層の多くが両親ら保護者に付き添われて出頭した。いずれも今後、違法薬物には手を出さないことを書いた宣誓書を提出した。密売人の出頭も相次いでいる。
当局者によると、その他の地区でも同様の状況が生じており、「満足できる進展」と歓迎した。また自治体、バランガイ、警察などが常習者の更生を図るため、連携していくことを確認した。(6月26日・スター)