住宅再建で記念式典
[ 314字|2016.7.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
レイテ州オルモック市のバランガイ(最小行政区)に2013年のヨランダ台風で家を失った住民が移住する新しい住宅が完成し、記念式典が行われた。住宅再建は国連開発計画(UNDP)のプロジェクトで、欧州連合(EU)が1370万ペソの基金を拠出した。
住宅は5棟続きのタウンハウス形式の11の集合住宅から成り、55世帯が入居した。1棟当たりの延べ床面積は35平方メートル、建築費は28万6千ペソ。電気、上下水道が完備されている。
式典には退任するオルモック市長、国連、バランガイの関係者が出席。市の担当者は2年もかかったのは、洪水や土砂崩れの危険がない適切な土地がなかなか見つからなかったためと説明している。(1日・ブレティン)