ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2016.2.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
イラク北部のクルド人自治区の中心都市アルビルのホテル火災で亡くなったフィリピン人女性の中に、ミンダナオ地方北コタバト州ピグカワヤン町出身のルビー・ジーン・ソリアさんもいた。
父親で元警察官のケリー・ソリア氏は、妻のネリーさんと共に愛娘の遺骸が祖国に戻るのを首都圏マニラ市内で待ちわびている。
ソリア氏はコタバト市のカトリック系ラジオのインタビューに「これが娘の運命と受け止めています」と、言葉少なに答えた。
ソリアさんは火災があったホテル内のマッサージ店で働き始めて約2年になるという。在イラク比大使館は当初、死亡者を14人と発表していたが、その後13人と訂正した。(11日・ブレティン)