ある英国人の人生
[ 301字|2016.1.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域東ネグロス州バコロド市を「終の棲家」に定めていた英国人のブライアン・レアノさんが12月22日、肺炎のためひっそり死去した。
パリの有名レストランに勤めていたブライアンさんは2012年2月、漁船2隻を購入、比人女性ロザリンダさん(58)という伴侶もインターネットで見つけ、鮮魚商を開始、スパイシーなフランス風スープも販売していた。地元にない味が人気で大ヒット。しかし、事故で骨折して入院、漁船も売り治療費を捻出していたが、14日に肺炎を併発、死去した。入院と葬式の費用20万ペソは友人が住民から浄財を集め、ブライアンさんは市内の墓所で永遠の眠りについた。(4日・インクワイアラー)