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　ミンダナオ地方ダバオ市のダバオ空港の空港ビルの改装工事と付属施設の建設が進んでおり、「ミンダナオの玄関口」として、今後の観光振興に期待が高まっている。

　空港ターミナルビルは改装工事がほぼ終了、近代的施設に一新された。ミンダナオ文化の展示センターも付属施設として建設が計画されており、地元の歴史の紹介や物産展などが準備されるという。

　空港の広大な敷地はかつて、大富豪の故フランシスコ・バンゴイ氏が寄贈したもので、空港には「フランシスコ・バンゴイ国際空港」という名称が付けられているが、同氏の子孫からはダバオ空港の改装工事を機会に「土地を返還してほしい」という話が出ているという。（５日・ビジネスワールド）