復興に3560億ペソ
[ 321字|2015.4.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤ地域レイテ州のレオポルド・ペティラ知事は、2013年の台風ヨランダの被災から東ビサヤ地域が完全に経済復興を果たすには、今後3年間で3560億ペソ(約9000億円)の巨額投資が必要になるなど具体的内容を明らかにした。
同地域では、住民410万人のうち貧困層が54・9%を占め、生活条件が厳しいとされるミンダナオ地方の54%よりも貧しい。このため国と州政府は16年からの東ビサヤ・インフラ復興計画を重点政策に水道施設、電力開発、農業用かんがいの充実のほか、破壊されたままか修理が思うように進んでいない港湾施設、道路、橋などのインフラ公共工事が必要とみて公的機関が算出した。早期のインフラ工事開始が待たれている。(4日・ブレティン)