役所を狙う窃盗犯
[ 313字|2015.4.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域のイロイロ州で三つの自治体の庁舎が、だれもいなくなる日曜の夜から月曜の未明にかけて相次いで荒らされる連続窃盗事件が発生、総額120万ペソの被害が出ている。
イロイロ市警察が捜査に乗り出しているが、犯行は庁舎の最上階にある丸天井の窓をカナテコでこじ開ける手口。3件とも同じ侵入方法であることから、警察は同一グループによる犯行とみている。また犯人らは主に庁舎内の会計課に狙いをつけており、部屋にはカギはひとつしかかけてなかったため、簡単に侵入できたとみられている。
被害に遭った庁舎の中には、建物からわずか100メートルのところに警察署があったケースもあり、大胆不敵な犯行だった。(1日・インクワイアラー)