高級果物を欧州に輸出
[ 323字|2015.1.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市に科学技術省の後押しで最近できた食品生産調理センター(FPIC)では、ミンダナオ地方の特産を生かした果物類を優先的に指定、缶詰めなどの食品処理をして欧州方面に出荷し始めている。
優先指定されたのはバナナ、ドリアン、ココナツ、ポメロなど高級果物6品目。
科技省ダバオ事務所のアントニオ・セルス博士によると、ダバオ市のフィリピン女子大とタイアップし、果物類の食品処理技術を標準化して大量生産し、欧州連合(EU)が定めた食品基準を満たすよう工夫し輸出しているという。
セルス博士は「果物以外にも鶏肉などの食品加工処理を含め、将来は年250の食品を輸出できるよう目指していく」と語っている。(21日・ビジネスワールド)