サメ観光に打撃も
[ 316字|2015.1.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ジンベイザメの遊泳が必ず見られることで人気の中部ビサヤ地域のセブ島オスロブ町に通じる海沿いの幹線道の橋が、昨年12月29日にビサヤ地方を横断した台風セニアン(23号)の影響で崩壊したため、観光客の足が途絶えがちになり、観光資源に影響が出ている。
セブ市からオスロブ町までは約100キロ。観光客はセブからオスロブまでバスや車で2時間かけて現地に向かうが、幹線道に架かっているドムログ橋が台風に伴う豪雨で崩壊状態となった。公共事業道路庁が地方事務所に改修工事のスピードアップを指示しているが、工事は遅れ気味。台風セニアンの横断で、セブ島だけでなくミンダナオ島でも土砂崩れなどで道路の通行不能が起きている。(6日・ビジネスワールド)