セブに本格的な避難所
[ 316字|2015.1.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
大型の台風が毎年のように上陸しているビサヤ地域中部のセブ市では、「災害リスク軽減のための対策委員会」が今年中に、セブ市内の南北2カ所に本格的な「避難センター」を建設することを決めた。
セブ市では台風通過のたびに、小学校の校舎などを臨時の避難所にして海沿いの住民を分散収容してきた。しかし、これではきちんとした対応ができないとして、1千家族が一度に避難、宿泊できる避難所を、市の災害対策の単年度予算2億4400万ペソから捻出し、土地収用費を含め1カ所3千万ペソで二つ建設することにした。
「避難センター」の建設で一番重視するのは、1千家族を収容するため、酸欠にならないよう換気設備を完備することだという。(7日・ブレティン)