脚の忘れ物
[ 321字|2015.1.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北部カガヤンデオロ市のアゴラ・バス乗り場で、切断された片脚が放置された段ボール箱から出てきたため、誘拐テロの被害者のものではないかと大騒ぎになった。
通報でアゴラ署が出動して詳しく調べたところ、このほど交通事故があり、ジョリボイ・グマードさんが搬送先の病院で脚を切断する手術を受けていたことが分かった。立ち会ったグマードさんの祖母が切断された片脚を預かり、バスでブキドノンまで持って帰る途中、置き忘れたらしい。
グマードさんを手当てした外科医は交通事故に遭ったグマードさんの脚を元通りにつなぐことは不可能だとして、切断していた。これを受けて警察は「事件性はない」との結論を発表、騒動は一件落着となった。(4日・スター)