特区にハラール工場
[ 321字|2015.1.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南部のサンボアンガ市にある「サンボアンガ経済特区」では、昨年1〜11月期の投資が前年比で増加し、特区庁地方事務所は漁業と農業のミンダナオ最南端地域での産業活性化に力を入れている。
同特区への投資は昨年同期6億9400万ドルで、前年比1・4%増となった。また特区進出企業は人材派遣、飲料用ボトル製造、ファストフード食品加工、カカオ、バナナ関連の食品製造など7社で、地元の雇用創出に役立っている。特区の昨年の輸出額では34%という大幅増となった。
しかし、まだ投資は少なく、1万6千ヘクタールの特区に空き地も多いという。新年はイスラム法で合法に処理された「ハラール食品」の企業誘致に全力を上げる方針という。(4日・スター)