不明朗経理を指摘
[ 320字|2014.10.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
会計検査院(COA)は、ビサヤ地方イロイロ市が、国会議員から提供された優先開発補助金(PDAF、通称ポークバレル)約1200万ペソをプロジェクトに投資しないまま保持していると指摘した。
最高裁は2013年11月、PDAFは憲法違反と判決、各議員に割り当てられた未執行の金は国庫に返還されるはずだった。
イロイロ市の受け取ったPDAFは06年から13年の間で、13年12月31日時点で市に保管されたままだった。レガルダ上院議員が母校、フィリピン大(UP)ビサヤ校修復のために拠出した50万ペソをはじめサンチャゴ、パギリナン、ギンゴナ、トリリャネス各上院議員、アンダヤ下院議員など計8人が拠出していた。(9月30日・インクワイアラー)