タクロバン工場再稼働
[ 328字|2014.9.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コカコーラ・フィリピンズは10日、2500万ドル掛けて再建中だったビサヤ地方レイテ州タクロバン市の工場が再操業を開始したと発表した。同工場は昨年11月にレイテ州を襲った台風ヨランダ(30号)で甚大な被害を受け、生産停止に追い込まれた。このため操業再開に向け工事中だった。
再稼働の結果、フィリピンにおけるソフトドリンクの年間消費量の5〜6%に当たる2500万ケースを東ビサヤ地域に供給できる態勢が整った。同社のドミンゲス人材・事業担当部長は「この工場はフィリピンにおける最強力拠点の一つ」と自負した。
同社は国内23工場で昨年、ソフトドリンク約5億3千万ケースを販売したが、今年はさらに6%の販売増を目標に掲げている。(11日・ビジネスワールド)