ダバオ市が規律強化
[ 335字|2014.8.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方のダバオ市は、名物市長のドゥテルテ市長の強力な後押しもあって、社会規律の強化を進めている。
同市ではスピードの出し過ぎで年8千人近いドライバーが検挙されており、事故防止のために車やバイクのスピード制限の強化に乗り出している。同市に入る幹線道路ではスピード制限を時速60キロにしたほか、市内の主要道路では40キロ制限、市中心部に限っては30キロ制限にした。
もう一つは禁煙の取り締まり強化。市は禁煙指定の場所では違反者から罰金を厳しく徴収しており、1〜6月までに2500人以上を摘発、徴収した罰金総額は200万ペソに上った。指定の喫煙所の数は倍増させた。違反者の中には18歳未満も多く含まれており、最年少は13歳だった。 (20日・ブレティン)