医療ゴミ投棄は重罪
[ 309字|2014.7.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市タロモ地区の海岸に使用済みの注射器や注射針、静脈用点滴の空のビニール袋など、危険な医療廃棄物が大量に捨てられているのが見つかり、海岸は当分閉鎖となった。ドゥテルテ市長は「危険極まりない行為」とかんかんという。
医療廃棄物の不法投棄は罪が重く、放置した期間に応じて罰金が科せられ、1日当たり20万ペソ(約46万円)のほか禁錮刑も科せられる。また投棄した廃棄物によって実際に人が病気になったり、死亡した場合は、最大12年の禁錮刑と1日当たり50万ペソ(約120万円)の罰金。
市長は関係機関に徹底捜査を命じており、医者が投棄を指示していたという報道もこれまでに流れている。(22日・スター)