数字を書き加え偽造
[ 316字|2014.7.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地方ネグロスオリエンタル州のバコロド市のルズビミンダ・バルデス元市長はこのほど、経費の不正請求を繰り返していたとして背任容疑で摘発された。
元市長は2001年から04年までバコロド市の女性市長を務めたが、その手口は稚拙そのもの。
医者にかかって薬局に支払った薬代の9・2ペソを、領収書の数字を30920ペソに書き加えて請求。また別の病気での診療費65ペソを、50065ペソと頭の部分に数字を三つ付け加えて請求、不正にお金を受け取っていた。警察の調べで、接待でも偽造があり、払った食事代は510ペソなのに、白紙の領収書に19350ペソと書いて請求していた。調べで続々と偽造が見つかっているという。(24日・スター)