被災者ら政府に抗議
[ 312字|2014.1.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スーパー台風ヨランダの襲来から8日で2カ月。西部ビサヤ地域の各地では、政府の対応の遅れに抗議の声がうずまいた。イロイロ市では同日夜、約200人がろうそくを手に、外国からの支援の使い道の公開を求めて市内の目抜き通りをデモ行進した。
非政府組織(NGO)代表のアベロンさんは、「政府は被災家族に1世帯当たり1万〜3万ペソを支給すると発表したのに、まだ届いていない。2度目の災害に見舞われたようなものだ」と話す。
アクラン州の州都カリボ町では、被災者らが州庁舎の前にピケを張って、復興のための災害資金の配布を求めた。ロハス市でも、市庁舎の前で数百人が抗議集会を開き、たいまつを手に市内をデモした。9日・インクワイアラー)