ワシ狙い後絶たず
[ 320字|2013.12.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北コタバト州で、空気銃で撃たれたフィリピンワシが見つかった。ダバオ市内の野生基金センターに運ばれたが、手当てのかいなく死亡した。ワシが見つかったのは同州マグペット町に住むアマシンさん宅の庭。
比イーグルは絶滅を危惧されている鳥の一種で、全国で野生は400つがいほどと推定されている。猟は法律で禁じられており、昨年には同地方ブキドノン州で若鳥を殺し、肉を調理して食べた農夫に罰金10万ペソの初の判決が下された。
この若鳥は怪我をして2008年に比イーグル基金(PEF)に保護され、回復後、野生に戻されたことも分かった。PEFによると、同地方の山岳民族にはフィリピンワシの肉を食べる習慣がある。(3日・インクワイアラー)