閉校の学生にも補助金
[ 327字|2013.11.4|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
国会議員向けの優先開発補助金(PDAF、通称ポークバレル)が、既に閉校となった大学の学生名義の奨学金にも割り当てられているなどとして、西ビサヤ地域ギマラス州選出のナバ下院議員がビサヤ地方のオンブズマン事務所に告発された。申し立てたのはイロイロ市在住のジャーナリスト、ラニー・ヤンガヨ氏。
10月21日に受理された7頁にわたる申立書では、2012年にポークバレルとして支出された1千万ペソについての詳細な調査を求めている。理由として挙げたのは、①奨学金の対象とされる児童、生徒、学生計2万6500人は、異常に多い②奨学金を私立大学の学生に供与するのは不適当③奨学金が既に廃校となった大学の学生名義にも出されている││など。(31日・インクワイアラー)