8割が金銭要求
[ 318字|2013.10.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
バランガイ(最小行政区)選挙を月末に控え、ミンダナオ地方北アグサン州ブトゥアン市の選挙管理委員会の委員は、5月の中間選挙で大規模な買収が行われたことを暗に認めるとともに、今回の選挙でもその兆候が現れていると明かした。
選挙管理委員で弁護士のエルミー・パラナン氏によると、前回選挙では地元ラジオとその聴取者から、買収の現場を目撃したという相談が複数寄せられたという。
前回選挙の1カ月前に、地元の大学が有権者を対象に実施したアンケート調査によると、有権者の8割が投票にあたっては、見返りの金銭を欲しがっていることが分かった。同大のグレース・ブロンカノ博士によると、買収額は候補者により、千〜2千ペソといわれる。 (7日・スター)