観光開発に弾み?
[ 319字|2013.10.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方東サマール州ギウアン町のゴンザレス町長は、地域の観光開発に強気の見通しを示し始めた。きっかけは、フィリピン実業界の大立者、ルシオ・タン氏の動向。このほど傘下の投資家たちを引き連れて同町を訪れたタン氏は、カリコアン島の土地を取得し、その観光と不動産開発に意欲をみせた。
太平洋を望むギウアン町は、海岸の白砂とサーフィンのリゾートとして知られる。近くのスランガン島はマゼランら開拓者が来島した際、比で最初のカトリック・ミサが行われたところともいう。聖者の奇跡伝説も一つならず伝えられている。ゴンザレス町長は、本格的に観光客を呼び込んで町興しをはかるには、ギウアン町に是非、新空港の建設を、と意気込んでいる。(8日・ブレティン)