サバ州との貿易復活へ
[ 304字|2013.7.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「スルー王国軍」の違法上陸事件をきっかけに途絶えていたミンダナオ地方タウィタウィ、マレーシアのサバ両州の諸港を結ぶ往来が、来週にも復活する見通しとなった。外務省が臨時旅券発給センター(TPEC)を立ち上げに踏み切ったのが直接の引き金。
ことし2月半ばに違法上陸事件が起きるまでは、タウィタウィ州の貿易・船舶関係者はマレーシア当局が発行する許可証だけでたやすくサバ州を行き来できた。
ところが同事件をきっかけに、マレーシア側が入国には国際旅券などの携帯を要請。困惑したタウィタウィ州の関係者が政府に簡便な旅券の発給などを要望していた。これがTPECの立ち上げにつながった。(25日、ビジネスワールド)