盗難米の捜査始まる
[ 322字|2013.7.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
国家捜査局(NBI)中部ビサヤ地域本部は、セブ国際港の税関倉庫に保管されていたコメのうち少なくとも200袋が盗まれたとみて、3人の専従チームを結成し、本格的な捜査に乗り出した。
この200袋は、ベトナムから密輸され、ことし3月と4月に税関に摘発されたコメ6千袋(10億2千ペソ相当)の一部。セブ税関関税徴収官によると、この6千袋のうち約5千袋が八つのコンテナに分散して保管されていた。盗難には税関やセブ港の当局者が関与していた疑いが持たれている。
NBIの捜査とは別に、ビサヤ地方オンブズマン事務所も独自調査を進め、当局者の関与の有無に目を光らせる。盗難の発覚により、密輸されたコメの競売は延期された。(25日、マニラブレティン)